【Blender】属性操作とキャプチャの基礎〈データを渡して自由に操る〉

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はじめに

ジオメトリノードでは、「一時的に記録したデータを、別のノードで利用する」という操作が重要です。本記事では、属性の記録・読込に使うノードを紹介します。


属性操作に使うノード

1. Capture Attribute

任意の情報(位置・法線・カスタム値など)を一時的に保存。
変形前後の比較などに活用。

2. Store Named Attribute

ジオメトリに属性として値を保存し、
後で別のノードやマテリアルで使えるようにする。

3. Named Attribute

保存された属性を読み込んで利用する。

4. Remove Named Attribute

一度保存した属性を削除。不要なデータ整理に。


応用例:球の属性を取得して法線方向に沿って線を配置

  1. UV SphereをGroup outputに接続
  2. 間にMesh to PointsとInstance on Pointsを接続
  3. Instance on PointsにCurve Line(Instance)とAlign Rotation to Vector(Rotation)を接続
  4. UV SphereとMesh to Pointsの間にCapture Attributeを接続
  5. Capture AttributeにNormalに接続し、Capture AttributeからAlign Rotation to Vector(Vector)に接続

おわりに

属性の操作は少し高度ですが、表現の自由度が格段に広がるテクニックです。作品のクオリティを一段上げたい方はぜひチャレンジしてみてください!

参考

Blender公式マニュアルのGeometry Nodesセクション

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